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レポート|3Dアイディアメーカーズ(2025年8月・名古屋/ミライトラボと)

レポート|3Dアイディアメーカーズ(2025年8月・名古屋/ミライトラボと)

2025年8月6日と9日の2日間、名古屋市のクリエイティブガレージ星が丘で、ミライトラボさんと「3Dアイディアメーカーズ」を開きました。対象は小学校高学年から中学生。テーマは「10年後の当たり前」です。

いまの道具を、10年後の目で見る

生成AIも3Dプリンターも、いまは「すごい新しい機械」として扱われます。でも子どもたちが大人になるころには、たぶん当たり前の道具になっている。だとすれば、驚くところで止まらずに、道具として使うところまで一度やっておきたい。そういう組み立てにしました。

1日目|考える、つくる、出力する

最初にやったのは、紙に描くことでした。つくりたいものを、どこから見た形で描くか。上から、横から、正面から。ここを飛ばすと、画面の中で迷子になります。

次に、そのアイデアを生成AIでイラストにして、3Dのデータに変換します。言葉から絵が出て、絵から立体になる。ここで思ったとおりに出ないことが何度も起きます。「どう言い直すか」「どこを直すか」を考える時間が、この日いちばん中身の濃いところでした。

そして3Dプリンターで試作。層が一段ずつ積み上がっていく様子を、みんな手を止めて見ていました。

2日目|磨いて、飾って、発表する

出力したものは、そのままだと表面が粗く、支えの跡も残っています。2日目はそこからでした。削って、磨いて、色をつけて、飾りをつける。

この工程が長いことに驚いた子が多かったと思います。3Dプリンターは「ボタンを押せば物が出てくる機械」に見えますが、実際には出てきたあとに人の手が要ります。つくるという仕事の、いちばん地味で、いちばん効く部分です。

最後は保護者を招いてのDEMO DAY。一人ずつ、何をつくったのか、どこで詰まったのかを自分の言葉で話しました。エッフェル塔、スカイツリー、世界の建物。設計図から実物までを2日で通した人だけが持てる言葉が出てきます。

手ごたえ

できあがった物を持ち帰るとき、子どもが自分から説明を始めます。何をどう作ったのか、どこで失敗したのか。私たちがこの活動でいちばん見たいのは、この瞬間です。

デジタルは、つかうより、つくるほうが面白い。2日間で、それがそのまま形になりました。

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