スマートフォンで撮って、いらないところを切って、人に見せる。撮るより、切るほうが難しいことに気づくコースです。
どんな時間か
撮った素材は、たいてい長すぎます。全部見せたい気持ちと、見る人が飽きる現実がぶつかる。ここで「何を残して、何を捨てるか」を自分で決めることになります。
動画づくりの中心は、機材でも編集技術でもなく「誰に、何を伝えたいのか」です。それが決まっていないと、どこを切ればいいのか判断できません。逆に決まっていれば、スマホ1台でも伝わるものになります。
完成したら必ず人に見せます。自分が面白いと思ったところで、他の人が笑わない。その落差が、次の一本をつくる動機になります。
学校の探究授業に組み込む場合
4〜6コマで、取材から発表まで一本通せます。地域紹介、職業インタビュー、探究の成果発表。既にある学習テーマの「出口」として組み込むのがいちばん収まりがいい形です。
- 1〜2コマ目 … 何を伝えるかを決めて、絵コンテを描く
- 3コマ目 … 撮影(校内・地域での取材も可)
- 4〜5コマ目 … 編集。切る判断をひたすら重ねる
- 6コマ目 … 上映会。見せて、感想をもらう
1コマ単発の場合は、こちらで用意した素材を編集して10秒の動画を書き出すところまで。編集ツールに触れる導入としては成立しますが、伝わる一本にするなら3コマ以上は見ておいてください。
ご用意いただくもの
- 撮影 … スマートフォンまたはタブレット。学校のiPadで足ります
- 編集 … ブラウザで動く編集ツールを使います。インストールは不要です
- インターネット環境(オンラインでつなぐため)
- 撮影に人が写る場合は、校内の撮影・公開のルールに合わせて進めます。事前にご相談ください
三脚も照明もマイクも要りません。あると良くなりますが、無くても成立するように組んでいます。
この体験で起きること
撮った素材を並べたとき、ほとんどの子が「思っていたのと違う」と言います。頭の中の完成形と、手元の素材のあいだにズレがある。そのズレを埋めるために、もう一度考え直す。この作り直しの時間が、いちばん力になります。
どこに、どう届けるか
学校の探究授業に
地域紹介や探究の成果発表とセットにしやすいコース。4〜6コマで、取材から発表まで一本通せます。
地域で、個別に
公民館・図書館・児童館・放課後児童クラブ・フリースクールなどで。会場に集まっていただければ、講師はオンラインで入ります。場所だけご用意ください。
ご家庭のお子さまにも
1回だけの体験、または数回の短期講座として。ご兄弟での参加もできます。
使うもの
スマートフォンまたはタブレット(撮影)/ブラウザで動く編集ツール
インターネット環境と、オンライン通話ができる端末があれば始められます。ソフトの購入は必要ありません。
こんな力が身につきます
創造力
自分のアイデアを形にするため、形状や構造、色彩の組み合わせを考える
空間認識能力
物体を立体的に観察し、X・Y・Z軸の視点で考えながら構築する
論理的思考
どうすれば思い通りの形になるか、構成要素を考えながら組み立てる
自己探究力
自分の興味や好きなものを見つける機会になり、「自分の強み」を発見できる